長崎県西海市、子育てアプリで妊娠届申請率が2年連続9割超え!
赤ちゃんを迎え、子育てが始まると、自治体でのさまざまな手続きが必要になりますよね。特に、妊娠がわかったら提出する「妊娠届」は、その後の母子健康手帳の交付や、国民健康保険からの出産育児一時金など、大切な支援を受けるための第一歩です。
そんな大切な手続きが、アプリでぐっと便利になっていることをご存存じでしょうか? 長崎県西海市では、母子健康手帳アプリ『母子モ』をベースにした『さいかい子育て応援アプリBabyぐっど』を活用し、妊娠届のオンライン申請で驚異的な利用率を達成しています。2023年度には94.5%、2024年度にはなんと97.8%もの妊婦さんがアプリから申請していることが明らかになりました。この取り組みは、子育て世代と行政、双方にとって大きなメリットをもたらしています。
『さいかい子育て応援アプリBabyぐっど』ってどんなアプリ?
西海市では、デジタル技術を活用した子育て支援(「子育てDX」と呼ばれる、子育てに関する行政手続きのデジタル化)を推進するため、2020年9月から母子健康手帳アプリ『母子モ』を『さいかい子育て応援アプリBabyぐっど』として導入しています。
このアプリは、母子健康手帳の記録はもちろん、地域の情報配信やプッシュ通知など、子育てに必要な情報を手元で簡単に確認できる優れものです。さらに2023年3月からは、妊娠届の提出に加え、乳幼児健診や小児予防接種の事前手続きもオンラインでできるようになりました。これにより、子育て世帯の皆さんの利便性が大きく向上しています。

妊娠届のオンライン申請、驚きの実績と利用促進の工夫
『さいかい子育て応援アプリBabyぐっど』を通じた妊娠届のオンライン申請は、非常に多くの妊婦さんに利用されています。
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2023年度(令和5年度):申請総数109件中103件が電子申請、申請率94.5%
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2024年度(令和6年度):申請総数91件中89件が電子申請、申請率97.8%
この高い申請率の背景には、市内の分娩を取り扱う医療機関でのアプリのチラシ配布があります。妊娠が確定したタイミングで医療機関から妊婦さんへアプリの利用が促されることで、スムーズな導入につながっていると考えられます。
保護者と行政、双方にうれしいメリット
このアプリによるオンライン申請は、妊婦さんだけでなく、自治体職員の方々にとっても大きなメリットがあります。
妊婦さんのメリット
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いつでもどこでも申請可能: 市役所の窓口に行く必要がなく、自宅や外出先など、好きな場所で都合の良い時間に申請できます。
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手続きがスムーズ: アプリの質問に答えていくだけで、簡単に妊娠届の申請が完了します。
自治体職員のメリット
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業務時間の短縮: これまで電話で行っていた予約対応や、面談当日の情報手入力作業が削減され、1件につき5分から15分もの業務時間を短縮できています。これは、自治体職員がよりきめ細やかなサポートに時間を割けるようになることを意味します。
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データ入力業務の軽減: 申請内容が自動でデータ化されるため、母子保健システムへのデータ入力作業も大幅に削減されます。
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面談の質向上: 面談前に申請内容を事前に確認できるようになり、一人ひとりの妊婦さんに合わせた準備が可能になりました。これにより、面談の質が向上し、より充実した支援が提供されています。

子育てにやさしいまちづくりへ
西海市と母子モ株式会社は、今後も子育て世帯の皆さんの利便性をさらに向上させ、子どもを産み育てやすいまちづくりを目指していくとのことです。このようなデジタル化の推進は、国民健康保険に加入されている方も含め、子育て世代の皆さんにとって、行政サービスをより身近で利用しやすいものにするでしょう。
母子モ株式会社が提供する『子育てDX』や『母子モ』の詳細については、以下のリンクからご覧いただけます。

子育て支援のデジタル化は、全国の自治体で進められており、西海市の事例は、その成功例として注目されています。行政手続きが便利になることで、子育て世代の皆さんが安心して子育てできる環境が、きっと全国に広がっていくことでしょう。

